ビジネスを支え、社会経済の発展に貢献する人材(Trailblazer)を増やすことを目標とした、”Japan Talent Ecosystem”(人材育成共創事業)というイニシアチブをこの度立ち上げました。

Japan Talent EcosystemはWorkforce DevelopmentとTalent Alliance、大きく2つのドライバーがあります。
今回は「Workforce Development」についてご紹介いたします。

 

キャリアをアップデートするきっかけづくりを

第4次産業革命に伴う技術の変化に伴い、仕事に求められるスキルや技術も変化しています。
サブスクリプション型のビジネスの広がりにあるようなモノ売りからコト売りへというサービスのトレンドは、お客様との関わり方にも変化をもたらしました。組織やロールも事業環境の変化への対応が求められ、カスタマーサクセスという新しい職種も出てきました。データサイエンティストなど、昔は存在していなかった職種が生まれる一方で、既存の仕事が置き換わるという変化も起きています。

Workforce Development プログラムは、​新しい分野の仕事をするために必要なスキルや知識のベースになるものを習得し、受講者の方々のキャリアをアップデートする機会につなげる場でもあります。

 

カリキュラムの軸は、製品ではなく「仕事に必要なスキルや知識」

Workforce Developmentプログラムのカリキュラムの特徴は、製品ではなく「仕事に必要なスキルや知識」の習得に軸があることです。労働力開発といった側面があるプログラムということもあります。

カリキュラムに設定されているスキルや知識を学ぶために必要最低限なSalesforceのソリューションに関するものは学びます。業務アプリケーション等のリテラシーがあることの証明としてWorkforce Developmentプログラムのカリキュラムに資格取得は含まれておりますが、カリキュラムの軸はSalesforceのソリューションに特化したスキルや知識ではありません。
受講者が興味関心を持ち、これから進みたいと考える仕事や業務に関するスキルや知識中心にWorkforce Developmentプログラムでは習得します。

※Salesforceのソリューションに特化したスキルや知識は、Trailhead Academyが主催するコースで学ぶことができます

Workforce Developmentプログラムは、今現在Salesforceを使っていない方々にもご参加いただけます。
プログラムの修了後、Salesforce のエコシステム企業で新しいキャリアを歩んでみたいと考えている方々にもお勧めです。

 

Workforce Developmentプログラムは、新しい仕事につながる”Pathway”

Workforce Developmentプログラムからつながる仕事は、Salesforce のソリューションに関連するものだけでも、ビジネスアナリストやデータサイエンティスト、UI/UXデザイナー等様々なものがございます。

※上記のリストは下記のサイトでご覧いただけます
 Salesforce Trailhead キャリアパス

 

上記はあくまでも一例ですが、これから、新しい仕事につながる様々なWorkforce Development プログラムが出てくる予定です。

また、分野も職種も未経験の方のキャリアチェンジや、これまでのキャリアを生かしたキャリアチェンジのためのプログラム等、多種多様のプログラムがグローバルでは展開されています。
多様なバックグラウンドを持つ多様な方々が、それぞれの道にあったWorkforce Developmentプログラムを選択し、それぞれの Pathwayに進むきっかけづくりになれば本望です。

 

Talent Ecosystem、Talent Allianceについては下記の記事にてご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 


Mayumi Yamakawa
株式会社セールスフォース・ジャパン
アライアンス事業統括本部 パートナーエコシステム本部
マネージャー

Talent Ecosystem 事業の立上げ、パートナー開拓やプログラムの企画開発のリード。
エンジニアからカスタマーサクセス、そして現在の仕事へキャリアチェンジをしてきた経験を持つ。

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