Salesforceが20年以上にわたってお客様やパートナーと共に築き上げたDX成功の要因を、体系化してフレームワークとしてまとめた「The Salesforce Way」。米国で2022年9月に開催されたDreamforce 2022での発表から2カ月、2022年11月より日本でも提供を開始しました。
新たな成長時代を迎え、企業はより多くの不確実性と、絶え間なく変化する市場や顧客ニーズといった、複雑な課題に直面しています。その中で、成長する企業は顧客のニーズに迅速に対応することにフォーカスし、新たなニーズの変化に適応すると共に、長期的な成功を収めるためにテクノロジーによる投資を十分に活用し、新しいテクノロジーと新しい働き方を採用してチェンジリーダーシップ主導の変革を推進しています。
米国で2022年9月に開催されたDreamforce 2022で発表された「The Salesforce Way」。それから2ヶ月を経て、このたび日本でも利用可能になりました。「The Salesforce Way」は、DXの早期実現を可能にするために体系化してわかりやすくフレームワークにまとめたもので、主に以下の5つの要素で構成されています。
Trusted Relationships(信頼関係):すべてのステークホルダーに耳を傾け信頼関係を構築するための要素
Alignment(アラインメント): 徹底的な透明性を持って迅速な意思決定を支援するための要素
Human-Centricity(人間中心):ユーザーファーストのデザイン思考で定着化を加速するための要素
Platform Mindset(プラットフォーム思考):プラットフォームを最大限活用し、拡張性の高い構築を実現するための要素
Continuous Innovation(継続的な変革):反復的アプローチで価値創出までの時間を加速化するための要素
Salesforceではお客様のDXを成功へと導くために、Salesforceが提供する新しいテクノロジーと併せて、これらの5つの要素をベースとしたフレームワークをお客様にご活用いただくことにより、今までよりもDXによる高度な価値を早期に実現するお手伝いができると考えています。これにより、お客様にとって長期的なビジネス成功の実現に繋がると考えています。つまり、「The Salesforce Way」はカスタマーサクセスを早期に実現するためのフレームワークとも言えるかもしれません。
Salesforceは今後、このフレームワークに沿ったベストプラクティスやツール(※) を順次提供していきます。そして、このフレームワークをオープンソース化し、お客様、パートナー、Trailblazerの皆様と共に社会の変化に合わせて、常に進化させていこうと考えています。また、この取組みの一環として、パートナーとSalesforceが協働しエコシステム全体の課題解決を行う枠組みとして「Salesforce Partner Ecosystem Committee(通称SPEC)」を2022年11月に設立し、運営を開始します。この取組みの中で、「The Salesforce Way 」をお客様に提供するにあたり、エコシステムで培われた知恵と経験から来るフィードバックを活かし、より実効性のあるベストプラクティス、フレームワークを共創し、エコシステム全体に浸透・定着することで、お客様の持続的な成功を目指します。
Salesforceは、継続して企業のイノベーション推進を支援してまいりますので、今後もぜひご注目ください。
(※) 提供されているツールは、2022年11月現在、英語版です。
「The Salesforce Way」をわかりやすく解説したホワイトペーパーをご準備しました。より詳しい情報を知りたい方はぜひご覧ください。