本ブログは、米国で発表したRevolutionizing B2B Sales and Marketing with Einstein Account-Based Marketing の翻訳版です。
B2B企業向けの営業やマーケティングの担当者にとって、Account-Based Marketing(アカウントベースドマーケティング、以下ABM)は新しいものではありません。皆様の中にもABM戦略を採用し、重要な見込み企業を正確かつ大規模なターゲティングを行っている方もいるでしょう。しかし現在は、マーケティングテクノロジーが進化しており、ABMをさらに効果的に実行し、強化することが可能になっています。
顧客がパーソナライズされたエンゲージメントを求めるようになり、また、AI(人工知能)のような新しいテクノロジーが登場したことで、特定のアプローチ先に対するターゲティングと営業活動をこれまで以上に効果的に実施することが可能になってきました。そのため、ABMが戦略として好評を得て、B2Bマーケティングおよび営業のニーズに対応するベンダーが急増していることは自然の流れと言えます。
ROIを測定しているマーケティング担当者の85%近くが、ABMは他のマーケティング手法よりも高い収益を上げていると述べています(詳細はこちら(英語))。ただし、この数値はさらに上げることができるでしょう。既存ABMソリューションの多くは、Eメールでのナーチャリングキャンペーン、デジタル広告、分析など、カスタマージャーニーにわたるB2Bマーケティング全体をつなぐことができていません。これによりデータがサイロ化し、内部での調整ミスや、非効率なエンゲージメントが発生してしまいます。
セールスフォース・ドットコムは、AIで強化され、すべてをカバーしたABMソリューション「Einstein Account-Based Marketing(以下、Einstein ABM)」を発表しました。世界No.1のCRMをベースにしたEinstein ABMによって、マーケティングと営業チームは、最も重要なアプローチ先をターゲティングし、キャンペーンをパーソナライズして、見込み客との大規模なエンゲージメントを実現することができます。そのためパイプラインの品質を向上させ、見込み確度の高いリードを新しい取引先に変えることができます。Einstein ABMのユニークな特長は、次のとおりです。
世界No.1のCRMで強化されたABMソリューション:B2B企業は、営業およびマーケティングのデータをすべて一か所にまとめてAIによって強化できるため、よりスマートかつ効率的に業務を実施できます。営業およびマーケティングのデータは単一プラットフォーム上にあるため、アカウントエンゲージメントがより容易、迅速、かつ効果的になり、データのサイロ化や煩わしいテクノロジーの統合といった問題がなくなります。
パーソナライゼーションとAIを生かした正確なone to oneのカスタマージャーニー:調査によると、今日よりパーソナライズされたマーケティングが求められており、それは企業の意思決定者も例外ではありません。営業およびマーケティングの担当者は、Einstein ABMによってAIのメリットを生かしながら、個々に最適化されたエンゲージメントを正確に推進できます。B2Bのマーケティング担当者は、自社のコンテンツにどの見込み客が、いつ関心を持ち、その後どのような経路をたどったかを把握できるのみならず、その情報に基づいて次にどういうアクションを取るべきかを正確に知ることができます。Einstein ABMは、いつ、どの企業の見込み客に、どんな情報を案内すべきかを、以前の行動分析に基づいて教えてくれます。
より多くの取引を迅速にクローズし、継続的な成長をするために:Einstein ABMはマーケティングと営業を連携し、大規模なアカウントターゲティングを向上させます。カスタマージャーニー全体を通じて、世界No.1のCRM、マーケティングオートメーション、デジタル広告、および分析を単一のプラットフォームで提供し、B2B企業が最終的にABMを適切に導入できるよう支援するソリューションは、ほかにはありません。
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