昨今、目覚ましい進化を遂げる「AI(人工知能)」。最近では「ChatGPT」といった対話型チャットツールが大きな話題になりました。生成AIをビジネスに活用することで業務効率や生産性の向上、人件費などのコスト削減、高精度なデータ分析などが実現できると言われています。その生成AIを業務に活用していきたいと思っても、日進月歩で進化しているAIの技術をキャッチアップしていくのは、なかなか難しいかもしれません。
そんなときは、すでにAIをビジネスに活用し、有益な情報をわかりやすくまとめて発信しているインフルエンサーをフォローしてみるのはいかがでしょうか。今回は、AI技術の最新情報やプログラミングの開発・研究、AIの活用法などを発信している8人をピックアップしました。
深津貴之(@fladdict)
サービスデザイナー/AI活用戦略アドバイザー
The Guild代表で、note株式会社のCXO、さらに2023年4月からStability AI Japanのアドバイザーでもある深津さんは、最新のテクノロジーをわかりやすい語り口で発信してきた第一人者で、X(旧Twitter)のフォロワーは17.8万人を誇ります。生成AIをいち早く使いこなして注目され、2022年のChatGPT発表以降は、図解を使った生成AIの情報を積極的に発信してきました。特に「深津式プロンプト・システム」は大きな話題になりました。書籍『先読み!IT×ビジネス講座 画像生成AI』(インプレス)も執筆。
木内翔大(@shota7180)
株式会社SHIFT AI 代表取締役
「日本をAI先進国に」というスローガンを掲げ、SNSを通じて世界中のAI情報&活用方法を発信している木内さん。若いときにプログラミング教育の会社を立ち上げ、現在はGMOをはじめさまざまな企業のAI顧問としても活躍しています。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」などのメディア出演や、AI関連セミナーへの登壇も豊富で、2023年7月には日本のAI普及率アップに向け、国内最大級のAI活用コミュニティ「SHIFT AI」をリリースしました。AIに関する質の高い情報が集まる場として、多方面から注目されています。
チャエン(@masahirochaen)
株式会社DigiRise 代表取締役
チャエンさんのX(旧Twitter)では最新のAIツールを使いこなし、画像や動画、図解を駆使してわかりやすく解説してくれます。中でも好評なのが、1週間のAIニュース振り返り。日々流れてくる情報を、ポイントを絞って箇条書きでまとめてくれています。他にも、世界のAIツール検索ができる「AI Database」など、さまざまなAI関連サービスをリリース。2023年7月には「AIで日本をアゲていく」を理念に、AIを使ったDXで働き方改革に挑む株式会社DigiRiseを創業しました。
usutaku(@usutaku_com)
AI活用インフルエンサー
企業へのAI導入や受託開発を手掛けるusutakuさん。SNSでは「AIを業務活用する」ことに特化し、AIを業務活用した事例を毎日発信しています。ビジネスパーソンや企業向けのAI活用セミナー、「Notion AI」活用事例の紹介と活用方法のレクチャーなども積極的に開催。さらに、AIを使った英語学習、読書管理、行きたいお店の保存管理など、プライベートでもいろいろなところでAIツールが活用できることを教えてくれる投稿もあり、幅広くAIの魅力に触れられる情報発信が人気です。
いち(@IchiShiogao)
英語学習インフルエンサー
AIを使った業務効率化に関する情報や実践的なヒントを発信している、いちさん。AIを英語学習に活用するノウハウがわかりやすいと好評で、「英語力を伸ばすAI英会話アプリ」に関する投稿も人気です。そのほかにも「仕事で成功するために役立つChatGPTプロンプト」「AIによるPowerPoint制作ソフト」など、AIを使って仕事の効率をアップさせる情報も発信しています。X(旧Twitter)の投稿がツリー形式になっているので、情報量が多く詳細な情報を得ることができます。現在は『AI最速仕事術』を執筆中。
KNR(@MacopeninSUTABA)
Web系開発会社 執行役員
AIやプロダクト、エンジニア向けの情報をSNSで発信しているKNRさんは、会社役員を務めるほか自身もエンジニアとして活動しています。ユーザー数70万人を誇る日本最大級のエンジニア技術共有サービス「Qitta」で2022年の「年間 Top Contributor」にも選出されました。最近では、最新のAIサービスをキャッチアップできるメディア「AIツールボックス」を開発。毎日更新されているので、最新トレンドを追いたい方にはピッタリです。
やまかず(@Yamkaz)
起業家
生成AIが台頭した初期から「Stable Diffusion」「Midjourney」「Disco Diffusion」やOpenAIのプロダクトなど様々な生成AI技術を追っていたやまかずさん。note上で「日刊画像生成AI」というシリーズで日々その多様なAI技術に関する情報発信に取り組んでいました。多摩美術大学卒の彼は大手広告代理店でアートディレクターとして実績を積み重ねた後、2022年に生成AIがつくる未来に衝撃を受け独立・起業。現在は生成AIを核とした革新的なプロダクトの開発に注力しています。
あるる (@chatgptair)
プロンプトエンジニア、マーケター
最新のAIツールの活用法を発信している、あるるさん。より多くの人がAIツールを活用できるように、動画や画像を使ってステップごとに手順を説明してくれています。中でも多くの“いいね”を集めている投稿は、「タスクごとに適したAIツール一覧」「生産性が5倍になるAI拡張機能10選」「ChatGPTより優れたAIツール60選」「10%のユーザーだけが知るChatGPT Code Interpreter活用術10選」など。今すぐ仕事に活かせる情報をキャッチアップできるところが人気です。X(旧Twitter)のフォロワーは7.2万人。
今回は、AI関連の質の高い情報を発信している8名のインフルエンサーをご紹介しました。皆さんがAI関連の情報収集のためにチェックしているオススメアカウントがあれば、ぜひX(旧Twitter)やInstagramのコメント欄で「#私のAI情報インプット術」をつけて教えてください。
Salesforceでは今後も「AI」活用や生産性向上のヒントになる情報を発信していきます。
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*今後、AI Cloud、Einstein GPT、各クラウドGPT製品は総称してEinsteinの呼称を使用します。Salesforce Einsteinの最新情報はこちらをご覧ください。