データほど企業にとって貴重で、成功の軸となる要素は、おそらく存在しないでしょう。2023年の調査(英語)によると、88%のビジネスリーダーは、データと人工知能(AI)に対する投資を強化している一方で、データに関するトレーニングを全従業員に提供している企業は、39%にとどまって(英語)います。
データについて学ぶのは想像以上に簡単です。本記事では、Trailheadの一押し、データスキル学習コンテンツをいくつか紹介します。TrailheadはSalesforceの無料オンライン学習プラットフォームで、ご自身や従業員が必要なスキルを取得できるようにサポートします。
トレーニングとデータリテラシーに投資することで、アナリストだけでなく、すべての関係者にデータを開放します。これが重要な理由は、次のとおりです。
データリテラシーとは、データを分析し、そのデータのビジネスにおける意味合いを推測し、次のステップについて関係者と有意義な対話を行う能力です。データスキルがあれば、アナリストに頼ることなく、誰でもデータからダッシュボードを作成し、シンプルなタスクを自動化することができ、自分で作業をどんどん進めることができるのです。データドリブン組織とは、アナリストや特定の部署だけでなく、すべてのステークホルダーがこうした能力を備えている組織のことです。
データ学習には、7つの基本的な学習コースがあります。短い学習モジュールで構成され、特定のトピックについて順番に学ぶコースもあります。各モジュールを修了すると、Trailheadのバッジを獲得できます。また、トレイル形式の学習コースでは、複数の関連モジュールがひとまとめになっているため、トピックについてさらに詳しく学ぶことができます。トレイルでさらにモジュールを受講することで、より多くのバッジを獲得できます。
データを効果的に読み解き、分析し、伝えるスキルを学びます。また、良質なデータを認識し、再構成し、バリエーションを把握して、データセット間で効果的に比較する方法も学ぶことができます。
データを接続し、データを見栄えよく視覚化し(チャート、グラフなど)、他者とインサイトを共有する方法を学びます。データのフィルタリングや並び替え、ダッシュボードの構築方法も学習できます。
データとAIは、これからの時代において競合他社に対して優位性をもたらす新たなフロンティアです。顧客の行動、トレンド、課題、機会について、他に類を見ないインサイトをもたらします。
そのため、データスキルは組織のあらゆる人員にとってかつてないほど重要になっています。データスキルを得ることで、意思決定が改善され、顧客とのやり取りをパーソナライズできます。
データ分析の専門家になる必要はありません。適切なトレーニングを受けることで、データの力を活用する方法を学び、意思決定を改善して、顧客が求める方法で対応できるようになります。
Trailheadは、トレンドスキルを学ぶための機会を無料で提供しています。新しいスキルを身につけたい人も、キャリアアップを目指す人も、学び、キャリアアップし、つながることができる自由な場所です。ぜひ、始めましょう!
Andy Bergman
Trailheadコンテンツ開発担当VP
Andyは、Trailheadコンテンツ担当VPです。TrailheadはSalesforceの無料学習プラットフォームで、学習の障害を取り除き、Salesforceエコシステムを誰でも平等かつ気軽に学ぶことができる学習経路を確立します。AndyはSalesforceに11年間在籍し、インストラクターが指導するコースから無料のセルフスタディバッジまで、新たなテクノロジースキル、ソフトスキル、Salesforceスキルを学ぶお客様をサポートしてきました。