By Salesforce

セールスフォース・ドットコム、myTrailheadを発表: 学習コンテンツをカスタマイズして企業の人財育成を支援

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※本ブログは、米国で発表したSalesforce Introduces myTrailhead—Reinventing Learning For Every Trailblazerの翻訳版です。

セールスフォース・ドットコムがゲーミフィケーションを取り入れたオンラインラーニングプラットフォーム「Trailhead」を発表したときに掲げていたミッションは、拡大するSalesforceエコノミーにおいて誰もが仕事のスキルを向上させることができるよう支援することでした。Trailheadのリリース以来、Trailblazer（トレイルブレイザー、先駆者）コミュニティの勢いはとどまるところを知らず、第4次産業革命において成功するために必要なスキルをTrailheadで身につけているのです。

Trailblazerは、Trailhead上で確認テスト(チャレンジ)を受けて、ポイントやバッジを得ることができます。これまでに獲得されたバッジの数は400万、そして達成したチャレンジは1,500万を数えます。セールスフォース・ドットコムはTrailheadが持つパワーを、Trailblazerの皆さんに広めていけるよう努めています。

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myTrailheadの概要

テクノロジーが急速に進化を続ける中で成功していくために、あらゆる仕事のスキルセットが見直されており、企業は遅れをとらないよう懸命になっています。テクノロジーの急激な変化に対応していくためには、継続的な学習がこれまで以上に重要となります。ところが、従来の静的な学習手法とツールでは、これに対応することはできません。

そこでセールスフォース・ドットコムは、最新の継続的な学習プラットフォーム「myTrailhead」を発表します。myTrailheadはTrailheadプラットフォームを拡張し、企業が新入社員教育からイネーブルメント（実践力）スキルまで、自社のコンテンツやブランディングによって学習環境をカスタマイズすることができます。myTrailheadは、従業員のキャリアパスにとって重要な学習や実践力強化のあり方を、カスタマイズ可能で楽しいものにするツールを提供することで、ビジネスにとってより重要なものになるよう変革していきます。企業は、現在のFAQやスライド、マニュアルといったバラバラな学習ツールから脱却し、全社を網羅できる最新プラットフォームへと移行できます。

学習をカスタマイズし、効果的で楽しいものに

myTrailheadは、以下のような既にある、あるいは新たな機能を数多く統合して、これまでの企業学習のカタチを変革します。

Trail Maker:

数回のクリックで、自社ブランドにカスタマイズした社内用のラーニングコンテンツを従業員向けに作成できる、ガイド付きのセットアップツールです。Trail Makerによって企業は、資料の作成や、事前にまとめられたTrailheadの公開コンテンツのライブラリのカスタマイズが可能になります。これにより、従業員向けの営業力強化や、カスタマーサービスエージェントのためのベストプラクティス、新入社員向けの研修プログラムなどのコンテンツを作ることができるようになります。

Trailhead Profile：

Trailheadのバッジ、累計ポイント、学習済みのコースなど従業員のスキルと専門知識の取得状況を一元的に表示します。獲得したポイントやランクが出ることで、ゲーム感覚で学習とキャリアアップに取り組むことができます。従業員が企業において役職の変更や特別なプロジェクトの担当を希望する場合、マネージャーはそのスキルセットを完全に把握し、社内での人員補充に役立てることができます。

Trail Mixer：

従業員がTrailmixと呼ばれるカスタムのラーニングパスを集めて共有できるようにします。Trailmixは、Trailheadの公開コンテンツや、カスタムコンテンツ、またはビデオやスライドプレゼンテーションといった外部コンテンツで構成できます。たとえば、営業担当をオンボーディングするためには、マネージャーがセールスサイクルの概要を示し、商談およびアカウント活動の記録やレポートの実行についてトレーニングを行う必要があります。マネージャーはTrail Mixerを用いてTrailmixを1つ作成し、営業担当者がこの役割につくために必要なTrailhead内外のオンボーディング関連資料をすべて統合することができます。

Trail Tracker：

ゲーミフィケーションを取り入れたスコアボードによって従業員の意欲をかきたてるアプリです。これにより、マネージャーは部門向けにパーソナライズした学習を割り当て、従業員の学習状況を追跡することができます。たとえば部門リーダーは、必須の「Management 101」トレーニングを新任マネージャー全員に割り当て、コースの修了者をトラックすることができます。新任マネージャーは、トレーニングを修了したらバッジを授与され、プロファイルにそれがスキルとして表示されます。バッジを獲得してマイルストーンを達成し続けると、スコアボードにランキングが表示されます。

Trail Checker：

スキル評価のためのインタラクティブな課題（スピーチ、小テスト、実践的な課題など）を作成して、学習を評価し、褒賞できるようにします。たとえばカスタマーサービスのリーダーは、コールセンターにおけるサービス担当者適性レベルを保証するため、各サービス担当者にスピーチ評価ツールを利用させます。リーダーはシミュレーションで行うロールプレイングのビデオを記録、アップロードしてプレゼンテーションを評価し、合格したサービス担当者に対して担当者のmyTrailheadプロファイルにバッジを授与します。