※本ブログは、米国で発表したMeet Salesforce DX, the Modern Way to Build on the Salesforce Platform - Now in Open Betaの翻訳版です。

過去2年間、セールスフォース・ドットコムは開発者やビジネスリーダーとSalesforceのアプリ開発要件について話し合いを続けてきました。そしてその評決のときがいよいよやって来ました。加速するビジネスのスピードについていくことは、IT部門や開発者にとってプレッシャーとなっています。 チームコラボレーションやオープンソースツールのサポート、より洗練された依存性と変更管理の必要性の高まりなど、新たな一連の重要な要件が発生しています。

そこで、Salesforceプラットフォームで開発するまったく新しいビルドプロセス「Salesforce DX(セールスフォース・ディーエックス)」の構築に着手しました。 2016年に開催したDreamforce でDev Previewを、そして今年初めに招待制パイロット版を発表しました。 この度、いよいよSalesforce DXのオープンベータ版を発表できることを嬉しく思っています。Salesforce DXのオープンベータにより、どの開発者もDev Hubをアクティブにして、プロダクション環境を変更できるようになります。

セールスフォース・ドットコムのコミットメント:チーム開発と継続的デリバリー

Dreamforceでセールスフォース・ドットコムは、開発者、お客様、そしてパートナーに対して、チームでビルドを行い、継続的デリバリーの実現が可能な、簡単かつオープンで統合された開発者体験(Developer experience、DX)を構築することをお約束しました。Salesforce DXのオープンベータは次のことを可能にします:

  • Jenkins、Git、Selenium、お気に入りのテキストエディターなどサードパーティ製ツールを使うことが可能に
  • チームコラボレーションおよびコードのモジュール化、柔軟なパッケージングを管理
  • 豊富なAPI群に簡単にアクセスするための新しいSalesforce CLIの活用
  • 即座に作成及び破棄が可能で、ソースコードからビルドする揮発性環境であるScrach Orgsのリリース

これらすべてのSalesforce DXの機能は、すぐに利用することができます。

Salesforce DX Trailblazerになろう!

誰もがSalesforce DXのエキスパートになれるように、Trailheadに新しいトレイル(コース)「Get Started with Salesforce DX」を追加しました。モダンなバージョン管理システムについて知りたい場合は、我々のパートナーであるGithubのモジュール「Git and GitHub Basics」もチェックしてみてください。

Salesforce DXを始めてみよう

Salesforceが実現するモダンな開発者体験について発表できることを嬉しく思います。ぜひ簡単に始められるSalesforce DXのオープンベータに参加して、実際に使ってみてください。本番環境か開発組織でDev Hubを有効にするだけです。

Salesforce DXのオープンベータを体験してみよう
こちらから始められます:https://developer.salesforce.com/platform/dx

Salesforce DXの詳細はこちらをご参照ください:
https://www.salesforce.com/jp/products/platform/products/salesforce-dx/