セールスフォース・ドットコムは昨年、Salesforce ユーザーの皆様、そして全世界に向けて Salesforce Lightning を発表いたしました。すでに多くの反響をいただいておりますが、「Salesforce Lightning のどんなところが良いのか」をあらためてお伝えすべく、今回の記事では Salesforce Lightning の5つのポイントをご紹介いたします。

Lightning は Salesforce の未来を担うテクノロジーです。Lightning Experience は、すべての製品、デバイスで美しく統一され、カスタマイズも可能なユーザーエクスペリエンスを提供し、Lightning Platform は、デスクトップやモバイル向けのアプリをドラッグ & ドロップでスピーディに開発・カスタマイズできる環境を提供します。さらに、Lightning のエコシステムはカスタマイズ性とアプリ開発をさらに加速させるサードパーティ製コンポーネントを提供しており、エンタープライズアプリで最も優れたエコシステムを形成しています。

  • スピーディなアプリ開発
  • 瞬時にインサイトを掴む
  • 業務に必要な情報にあわせたカスタマイズ性
  • 場所を問わず、常に "つながる" 体験を提供

これらすべてを可能にするのが Lightning であるということを、まずはお知りおき下さい。

 

1.  Lightning により、Salesforce の各種ソリューションが 1 つの強力なプラットフォームでつながります

あらゆるヒト、モノ、コトがネットワークでつながる時代とはいえ、いまだ多くのエクスペリエンスがつながっていないのも事実です。情報は異なるシステムに分断され、複数の開発環境が存在し、アプリどうしの連携も不完全となると、ユーザーエクスペリエンスもバラバラになってしまいます。顧客が不満を抱えながらも製品やサービスを使い続けてくれる時間は、そう長くはありません。Lightning により、Salesforce のソリューションが 1 つの強力なプラットフォームでつながり、すべてのユーザーに統一された "つながる" エクスペリエンスを提供します。

つまり... Lightning なら、ビジネスに適したユーザーエクスペリエンスをシームレスに提供できるということです。

 

2.  Lightning は、あらゆるものをスピードアップさせます

一分一秒も止まることのないデジタルの世界では、アプリの開発サイクルを短縮し、業務をスピードアップし、できる限り短期間で市場投入すること、すなわち「スピード」がビジネスの命運を左右します。にもかかわらず、データが連携せず情報が分断されている状態では、迅速なアクションを取れず、カスタマーエクスペリエンスもバラバラなままです。

Lightning なら、アプリの開発から顧客へのリーチまでを極限までスピードアップできます。Lightning Platform で、各コンポーネントをドラッグ & ドロップするだけでアプリを簡単に開発、カスタマイズできます。つながるカスタムアプリを短期間で提供し、営業、マーケティング、サービスの業務を効率化して、チーム間のコラボレーションを活性化することで、顧客満足度を向上させることができるでしょう。

つまり... Lightning なら、社員や顧客を魅了する堅牢なカスタムアプリを開発して、ビジネスをさらに加速させることができます。

 

3.  Lightning は、優れたモバイルエクスペリエンスを提供します

Lightning は、モバイルに最適化された UI で作られています。Lightning はそもそも Salesforce1 モバイルアプリのために開発されたフレームワークであり、Salesforce のデスクトップエクスペリエンスの刷新にあたり、ベースとして採用されたという経緯があります。つまり、モバイルユーザーは本当の意味で、時間にも場所にもとらわれずに仕事ができるということです。オフライン作業にも対応し、オンラインに戻ったときにいつでも作業内容を同期できます。売上分析でもフィールドサービスでも、作業に必要な情報を指先ひとつで、いつでも呼び出すことができます。

つまり... Lightning なら、ビジネスを場所とデバイスの制約から解放できるということです。

 

4.  Lightning は、スマートな業務効率化を図ります

かつてアナリティクスツールは一般ユーザーが触れることを許されず、IT 部門やデータサイエンティストが、経営陣の意思決定のためのレポートを生成するために使われていました。意思決定に必要な情報を手に入れたければ分析を依頼するしかなく、さんざん待たされたあげく届く分析結果も最新情報とは言えないものばかりでした。本来アナリティクスとは、複雑で謎めいた、組織の一握りの人々しか利用できないものではありません。また、過去に起こったことを参照して判断するべきものではなく、必要なタイミングで必要なインサイトをリアルタイムで提供してくれるものでなければ意味がありません。

アナリティクスと通知機能が組み込まれている Lightning なら、必要なインサイトを瞬時に入手できます。Salesforce のネイティブなアナリティクス機能により、ビジネスユーザーは普段使っているツールから直接、プログラムを切り替えることなくいつでもインサイトを得ることができます。

つまり... Lightning なら、いつもの環境にアナリティクスが組み込まれているため、必要なタイミングで十分な情報にもとづいて意思決定を下せるようになります。

 

5.  Lightning は、ユーザーに合わせた仕事環境を提供します

営業部門もサービス部門も、仕事の進め方をシステムに合わせなければならない時代が長く続いていますが、本当は逆であるべきです。テクノロジーの役割とは、よかれと思ってだれかが決めたやり方をユーザーに強いることではなく、それぞれのユーザーのやり方に合わせることで、一人ひとりの業務を楽にすることです。Lightning では、だれもが自分に合わせてCRMをカスタマイズできるので、ユーザーは、ビジネスプロセスに左右されず今まで以上に能力を発揮することができます。

つまり... Salesforce Lightning は、一人ひとりの役割、ビジネスニーズに合わせて簡単にカスタマイズできるのです。

 

2分で分かる!Salesforce Lightning

Lightningがあれば、顧客満足度向上のためにより多くの時間を費やせます。Lightningのビデオをご覧ください。